ユータのまとめ

働く20代のビジネスマン向けに情報を発信(ニュース・読書・英語学習法)

【ニュース】石炭火力発電、是か非か ミャンマーの迷い

皆さんこんばんは。

私ユウタがニュースをお届けします。

 

石炭火力発電、是か非か ミャンマーの迷い

www.nikkei.com

 

【記事抜粋】 

ミャンマーで石炭火力発電所を巡る議論が高まりをみせている。アウン・サン・スー・チー国家顧問が率いる国民民主連盟(NLD)政権は公害防止の観点から石炭火力の推進には消極的だったが、今年に入ってからは、政権幹部が石炭火力を有力な選択肢として検討すべきだと繰り返し発言している。一方、排煙による健康被害を懸念する周辺住民の反対は根強く、政府は世論の説得に頭を抱えている。

 

ミャンマーでは都市部を中心に電力需要が拡大(ヤンゴン市内のコンビニ)

ミャンマーでは都市部を中心に電力需要が拡大(ヤンゴン市内のコンビニ)

ミャンマーの産業誘致において最も大きな壁は恒常的な電力不足だ。簡単な産業機械でも突然停電してしまうと故障したり復旧に時間がかかったりする。最近ヤンゴンを訪れた日本の化学品関連の中小企業経営者は「簡単な生産品から始められないかと期待していたが、これでは難しい」とこぼした。それでも対応するには発電機や無停電装置が必要となる。安価で勤勉な人的資源があったとしても、コスト的に近隣国に太刀打ちできない。

 

 ミャンマーの電力消費量は過去5年で倍増した。最大電力需要は2017年5月時点の307万キロワット。日本の国際協力機構(JICA)の協力で試算した将来予測によると、20年には386万~453万キロワット、30年には910万~1454万キロワットに拡大する。工業化の進展に加え、現在約30%にとどまる世帯電化率の向上を見込むためだ。

 不足する電力を賄う電力源の主な選択肢としては水力、ガス火力、石炭火力の3つがある。ミャンマー北部の山岳地帯は発電用の水源に恵まれており、いったん実現すれば低コストでの発電が可能だ。ただダムの建設を伴うため環境への影響が大きく、住民の移転問題も伴う。開発には5年、10年単位の時間がかかる。候補地は少数民族武装勢力の支配地域にも近く、開発が順調に進むかは不透明だ。中国企業が主導していたミッソンダムの建設は、環境保全を理由にテイン・セイン前大統領が中断させたままだ。

ガス火力発電は石炭に比べ、大気汚染物質による公害や二酸化炭素(CO2)の排出が少ない。実はミャンマー天然ガスの産出国で、自国産燃料を利用できればコストも石炭に比べて安くなるはずだ。

現在4カ所の海底ガス田で日量約20億立方フィートを産出する。だがその大半は中国やタイに「売約済み」ミャンマー向けは2割にとどまる。ガス火力発電所を増やすには、液化天然ガス(LNG)基地を建設し割高な燃料を輸入することになる。

高効率の石炭火力発電にはミャンマー国内で産出する低品質の石炭は適していないため、インドネシアなど海外から輸入することになる見込みだが、石油価格に連動するLNGに比べれば価格は安定している。

NLD政権にとっての悩みは、石炭火力発電所に対する根強い反対運動だ。政権幹部の積極的な発言は、世論の反応を見極めようとする「観測気球」のように見える。

 

【所感】

ミャンマーでは電力需要が見込まれるが、住民の反対運動があり、インフラ建設に難航している事が読み取れます。

ミャンマーは東南アジア最後の経済フロンティアと呼ばれており、多国籍企業の進出先として注目されています。グラフから見て分かる通り、電力需要は2017年~2030年でほぼ6倍近くになります。企業にとっても生産活動を行う上で電力というのは必ず必要になります。

ミャンマーにインフラ投資する企業は多いでしょうね。石炭火力発電以外での電力供給が求められています。

 

 ここまで読んで頂きありがとうございます。

 

広告