ユータのまとめ

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【IoT】沖縄のスマートゴミ箱

皆さんおはようございます。

今日は成長著しいIot市場についてのニュースを。

 

沖縄のスマートゴミ箱で確信した IoTの潜在力

www.nikkei.com

 

 KDDIがあらゆるモノがネットにつながる「IoT」の応用事例として、那覇市で実施した「IoTゴミ箱」の実証実験を見てきた。一見「ゴミ箱と通信」はまったく関係ないように思えるのに、確かに可能性があると感じさせる事例だった。

実際に国際通りに設置したIoTゴミ箱
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実際に国際通りに設置したIoTゴミ箱

 IoTゴミ箱の設置場所は那覇市にある国際通り。沖縄のなかでも特に多くの観光客が詰めかける、有数の観光名所だ。ここ数年、アジア地域から大型クルーズ船でやってきた数千人の訪日外国人が、国際通りを一気に埋め尽くす様子も珍しくないという。

 長年、国際通りにとって悩みの種となっていたのがゴミの問題だ。かつて、国際通りにもゴミ箱が設置されていたが、すぐにゴミが大量に集まり、ゴミ箱からあふれ出し、景観を損なってしまう。

 そこで国際通りではゴミ箱を撤去して、ゴミが集まらないようにした。今ではコンビニであっても、店の軒先にはゴミ箱を設置していない。

 しかし、観光客はゴミ箱がないために、ゴミを片手に通りを歩かなくてはいけない。お店の店員さんにゴミの処分をお願いする観光客もいれば、通りにある花壇にゴミを捨ててしまうマナーの悪い観光客もいるという。

 国際通りにとって観光客が増えるのはありがたいが、一方で、ゴミの問題は大きな課題でもあった。

 KDDIでは、9月上旬に子会社である沖縄セルラーと協力して、国際通り周辺に通信機能を備えた「IoTゴミ箱」を4つ設置した。

 

IoTゴミ箱に搭載した通信モジュール。電池で動作する。「LTE-M」という通信規格を採用した
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IoTゴミ箱に搭載した通信モジュール。電池で動作する。「LTE-M」という通信規格を採用した

 ゴミ箱には、携帯大手が2018年初めに商用サービスを開始予定のIoT通信規格「Cat―M1(LTE―M)」の通信モジュールを内蔵する。LTE-Mは低消費電力でしかも遠くまで電波が届く「LPWA」と呼ばれる技術の一つ。ゴミ箱上部に底部までの距離を測れるセンサーを搭載し、ゴミとの距離を測って、どれくらいゴミが捨てられたかをチェックする。

 ゴミの量は1分間隔でゴミ箱監視センターに送られてくる。センターでゴミ箱の様子を監視し、必要に応じてゴミ収集の指示を現場周辺にいるスタッフに送り、10分以内にゴミを片付けるという仕組みだ。

 

ゴミ箱に入れられたゴミの量を、遠隔地にあるゴミ箱監視センターでチェック
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ゴミ箱に入れられたゴミの量を、遠隔地にあるゴミ箱監視センターでチェック

 ゴミ箱に通信機能を載せるには、環境に見合った通信技術でなければならない。ゴミ箱の設置場所はあまり変わらないが、通信のために商用電源に接続しなければならないとなると、そこまで電源線を引っ張ってこなければならない。これは実用性に欠けてしまう。そこで電池で駆動できる通信技術を採用する。

 今回実験に採用したLTE-Mは、通信をする間隔を長くして省電力化を実現する。利用する回線や通信速度などは一般的なスマートフォン(スマホ)と同じ「LTE」だ。しかしスマホだと、ユーザーが使っていなくても電源が入っているだけで1.28秒に1回、通信する必要がある。LTE-Mだと、その間隔を最大13日間まで伸ばすことが可能だ。

 また、コスト面でも有利だ。IoT機器向けのチップは、スマホ向けのような高性能で高速な処理は不要だからだ。多数のゴミ箱に通信機器を載せるという展開も現実的になってくる。

 エリアカバーに関しても、電波が弱いところに端末がある場合、基地局が同じデータを複数回送信し、端末側が受け取ったデータを合成して、完璧なデータとして処理する機能がある。そのため、スマホでは電波が届きにくかったビルの屋内にあるトイレのような場所でも通信できるという。

 実際に国際通りにあるゴミ箱を開けてみたが、ゴミはしっかりと捨てられていた。ゴミ箱を設置した店舗のスタッフによれば「ゴミ箱を設置したことで、観光客から『このゴミを捨てておいてください』とゴミを手渡しされることが少なくなり助かっている」という。ゴミ箱を自分たちで片付けなくても、業者が代行してすぐに回収してくれるというのもありがたいようだ。

KDDIの原田圭悟ビジネスIoT企画部長とIoTゴミ箱
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KDDIの原田圭悟ビジネスIoT企画部長とIoTゴミ箱

 今回は実証実験だが、KDDIの原田圭悟ビジネスIoT企画部長は「ニーズが見込まれるようであれば、パッケージを具体化していきたい」と語る。

 KDDIでは、すでにトイレにセンサーと通信機器を搭載し、トイレの満空状況をアプリでチェックしたり、個室に入っている時間を測定して、流す水の量を調整するIoTサービスを提供している。

 今回のIoTゴミ箱も、国際通りのような観光地における活用が期待できるだけではない。オフィスビル内のゴミ箱に通信機能を設置すれば、清掃する順番の効率化も図れる。郵便ポストに通信機能を載せれば、郵便物の回収においても、効率的にポストを回れるようになるだろう。こうした応用が広がる可能性がある。

 さらにカメラモジュールを内蔵すれば、どういったものが投入されたのかを遠隔で監視できるようになる。これはテロ対策に応用できそうだ。

 IoTでは通信するデータ量が少ないため、これまで通信事業者が手掛けてきた「通信料金で稼ぐ」ビジネスモデルは成立しない。初期の導入コストやコンサルテーションなどで利益をしっかり確保しなければならない。例えばIoTトイレであれば「水道料金を節約できる」といったコスト削減効果を訴えて、導入に多少のコストをかけても元が取れる点を訴求する必要がある。IoTゴミ箱に関しては、「ゴミの回収効率が良くなる点に価値を見いだしてもらいたい」と原田氏はいう。

所感

ゴミ箱にIot?って何だろうと思い、このニュースをブログ記事として選びました。

ゴミ箱にIotを導入すると、どのような社会的利益が出るかというニュースです。

例えば、ゴミの収集の効率化、監視、景観維持に役立つとの事。

 

僕の会社でも定時後になると、ゴミ箱が溢れ返っている様子が目に付きますし、京都や大阪の観光地でも目に付きます。

清掃員が効率的に業務を行う為には、必須の導入事例でしょう。

 

「神社のゴミ箱に爆発物が仕掛けられた」等の事例もニュースで何件か聞いたので、

安全にもIotが用いる事が出来ますね。

 

技術面でも重要な記述がありました。

➀2018年にIot通信規格(LTE-M)が商用サービス化される

LTE-Mは低消費電力でしかも遠くまで電波が届く「LPWA」と呼ばれる技術の一つ

➁省電力性

スマホと比較すると、1.28秒に1回、通信する必要性がある。これに対してLTE-Mだと、その間隔を最大13日間まで伸ばすことが可能

➂コスト面

IoT機器向けのチップは、スマホ向けのような高性能で高速な処理は不要であり、チップの性能を落とす事が出来るので、IoTセンサそのもののコストを減らす事が可能。

地方のエリアでもカバーが可能。

 

このニュースのIotの導入事例、技術面を紹介させて頂きました。

今後は老朽化が心配される架線工事等にも応用されていく事が見込まれます。