ユータのまとめ

働く20代のビジネスマン向けに情報を発信(ニュース・読書・英語学習法)

日産自動車と神戸製鋼の不正は何故起きたのか?

皆さんこんばんは。ユウタです。

 

今日は何故日産と神戸製鋼で不正が起きたかを考えてみたので、解説します。

まず、ニュース記事を時系列にまとめます。

 

目次

日産自動車

・9/29 完成検査を無資格の従業員が行う 

 日産は9月29日、無資格者による検査があったと発表。

国交省の立ち入り調査で問題が発覚した9月中旬以降は、有資格者のみが完成車の検査工程を担当する体制に改めたと説明していた。10月2日にも西川広人社長が記者会見し、原因究明や再発防止を徹底すると説明していた。同社は10月末をめどに、過去の検査の実態などを同省に報告する予定だ。湘南工場で今回発覚した問題についても、対策を盛り込む。

完成検査の書類には確認部位などを書き込み、担当者が確認印を押す。関係者によると、日産の工場では、無資格者が検査の一部を担当したのに、書類には担当していない有資格者の名前が記載され、判子が押されていたケースが複数見つかった。

 
 

・10/11 問題発覚後も無資格者が完成検査を行っているのが発覚

 日産自動車が無資格の従業員に完成車を検査させていた問題で、同社の一部工場では問題発覚後も無資格者が検査に携わっていたことが18日、わかった。同社は問題を把握した9月中旬以降は是正したと発表していたが、徹底されていなかった。より厳しい原因究明や再発防止策が求められる。

 日産が10月11日に社内調査したところ、関連会社である日産車体の湘南工場(神奈川県平塚市)で2人の無資格者が検査台の上でハンドルを回しタイヤの角度などを確認する工程に加わっているのが見つかった。対象の車両は約4000台に上る。

 日産によると、安全上の問題はなく再検査やリコール(回収・無償修理)は行わないという。国土交通省にも報告済み。

日産は国内に6つある完成車工場の全てで「補助検査員」と呼ぶ社内の資格を持たない従業員が完成車の検査をしていた。有資格者の判子を使って検査書類に押印していたことも分かっている。

神戸製鋼

・10/8 品質データ改ざん発表

 神戸製鋼所は8日、強度や耐久性など顧客が求める品質基準を満たしていない部品を出荷していたと発表した。品質のデータを改ざんしており、出荷先は航空機関連メーカーや自動車メーカーなど約200社に及ぶという。改ざんには管理職もかかわっており、不正は組織ぐるみだった可能性がある。

 

・10/21 神戸製鋼所 トクサイを悪用

だが、神鋼はこれを悪用し、顧客の了承なしに契約を下回る品質の製品を出荷。現場の独自の判断で品質の合格証を改ざん、顧客には品質を満たした正規の適合品と偽っていた。ただ一方で、「顧客側も、製品自体の性能に問題はないとして取引していた」(業界関係者)と指摘する声もある。

 神鋼の元社員によると、「トクサイ」の悪用は数十年前から組織ぐるみで繰り返されていたという。当時の工場長や品質保証の担当者も関与していた可能性があり、神鋼は遡って調査を進めている。

 神鋼の一連のアルミ・銅製品の性能データの改ざん問題では、大安工場(三重県いなべ市)や真岡製造所(栃木県真岡市)など国内4拠点で不正が常態化していたことが判明。神鋼は不正マニュアルの存在を否定しているが、過去1年間だけみても各地で同時多発的に改ざんが起きており、トクサイの悪用が引き継がれていた可能性もある。

 

所感

 ・日産、神鋼に共通する点として、不正を正当化する風土が長い年月をかけて醸成

 されていたという事でしょうね。

 また、現場と経営陣との距離が離れており、自浄作用が働かなくなっているんでしょうね。

日産が問題発覚後も完成検査で不正を繰り返していた事からも読み取る事が出来ます。

そして、現場に対する生産プレッシャーもあったと推測されます。

生産効率を上げる為に、Iotを使った生産現場の負荷低減策も取られていなかったと観る事が出来ます。

 

僕の経験だと工場実習に3ヶ月行きましたが、工場では一日に必ず生産する個数が決められています。

何か不具合があり、平日に生産台数が届かなかった場合は、休日にも出勤して生産を行っていました。

上からの数値ノルマを絶対に守り通す風潮があり、それを上に伝える仕組みが弱かったとも捉える事が出来ます。

 

日本の製造業を代表する2社なので、これを機に企業文化を刷新し、頑張ってもらいたいところです。